【福岡市博物館】幽霊・妖怪画コレクションが9月13日まで|円山応挙の幽霊図など約100点

【福岡市博物館】幽霊・妖怪画コレクションが9月13日まで|円山応挙の幽霊図など約100点

福岡市・福岡県のおでかけ情報です。姪浜・西区から足をのばして行ける場所を、公式発表をもとにまとめています。

目次

この記事の要点

  • 結論から言うと、福岡市博物館で幽霊・妖怪画の特別展が開かれています。会期は2026年7月19日(土)〜9月13日(日)。
  • 展示は約100点。円山応挙の作と伝わる幽霊図、伊藤若冲・河鍋暁斎らが江戸時代に描いた作品などが並びます。
  • 福岡市博物館には日本有数の幽霊・妖怪画コレクションがあります。
  • コレクションの中核は、日本画家で風俗史研究者でもあった吉川観方(1894-1979)が集めた資料。
  • 8月5日・6日には、この展覧会に関連した紙粘土のワークショップも開かれます。

なぜ福岡に幽霊画が集まっているのか

結論から言うと、吉川観方という収集家の膨大な資料を、福岡市博物館が収蔵したことがきっかけです。

吉川観方(よしかわ かんぽう)は日本画家であり、風俗史の研究者としても知られた人物。その収集品に含まれていた幽霊・妖怪画を福岡市博物館が収蔵し、以後この分野の充実をはかってきました。

博物館は「幽霊や妖怪は、なぜ描かれ、飾られ、大切にされたのでしょう? 絵を描いた/みた/コレクションした先人たちの心にふれる展覧会です」と紹介しています。

見どころ

幽霊図(伝 円山応挙・江戸時代中期)/美しい幽霊図を世に広めた円山応挙の作と伝わるもの。表具には幽霊にあわせてススキと秋草があしらわれ、花びらが散らされた一文字(絵の上下の帯状の部分)も含めてすべて手書きの「描き表装」です。

百鬼夜行図巻(小方守房・江戸時代中期)/化け物たちの行進を描いたもの。平安時代には百鬼夜行に出会うと病気や命を落とすと恐れられましたが、絵画になると人気を博し、今では国内外に60点以上の図巻が確認されています。描いたのは福岡藩の歴代御用絵師のなかでも屈指の実力者。

朝露・夕霧(吉川観方・昭和23年)/朝の化粧をするお岩と、夕に蚊やり火をたくお菊。

博物館は「絵のみならず、絵を彩る趣向を凝らした表具にもご注目ください」としています。夏に幽霊画を見るという体験そのものが、日本の夏の過ごし方のひとつですね。

概要

展覧会名特別展「福岡市博物館収蔵 幽霊・妖怪画コレクション」
会期2026年7月19日(土)〜9月13日(日)
会場福岡市博物館
展示点数約100点
関連イベントねんどでつくる みんなの百鬼夜行(8月5日・6日/無料・申込不要)

この記事の情報源

この記事は、福岡市博物館が2026年5月20日に発表したニュースリリースの内容をもとに書いています。観覧料・開館時間は博物館の公式サイトで確認してください。

▶ 一次ソース:発表資料(PDF)(福岡市の記者発表ページで公開されているものです)

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